フジテレビ「ノンストップ」で「親ができる家庭教育の一工夫」特集がありました。
お子さんが3人とも東大に入ったという、杉政(すぎまさ)ママさん。
決して無理に勉強させていたわけではないのですね。
子どもが自然に色々な物に興味を持つように工夫されていたお話は、とても参考になりす。
そんな杉政ママさんのお話の中で、小学生の家庭学習に役に立ちそうな便利なグッズなどについてまとめてみました。
図鑑「小学館の図鑑NEO]
大きくてかさばるけど、やっぱり図鑑っていいですよね。
杉政ママは、1歳から図鑑をお子さんに見せていたそうです。
例えば「カエル」を見て、興味をもったらカエルを飼おう!というように実体験とリンクさせていくのがポイントとのことです。
自宅には色々な生物を飼育する水槽が、15個もあるんですって。
凄い・・
生き物って難しいからついつい避けてしまうけど・・子どもたちが自分でお世話をすることで学びが色々ありますよね。
図鑑は我が家にも何冊かあります。
小学館の図鑑NEOは、DVDやポスターなどの付録もついていてかなりおすすめです。
これからの勉強のきっかけになりそうな図鑑があれば、もっと買っておきたいかも。
地球儀は飾り?利用法について
地球儀って、使い方がイマイチわからずとりあえず置いてありますが・・
杉政ママさんはこの地球儀で、遊びながら国や地名を覚えていくのだそうです。
やり方は、
地球儀を高速で回す→急停止して指差し
好きな国に触れていれば勝ち!
というゲームをするのだそう。
後は長い名前の国名を探してみたり。
コメンテーターの方もおっしゃっていましたが、地球儀には世界の地名や文化など詰まっているそうで。
地球儀が、お家にある子は頭がいいとか。
一応あるけど埃をかぶってます。
今後は、もっと活用したいと思います。
追記
ラグビーのワールドカップの試合の時に、相手の国がどこにあるのかを見つけたりして遊びました。オリンピックでも使えそう。
日本地図パズル
本屋さんに見本がよく置いてある、地図のパズル。
これは、小学校4年生になるお子さんのお家には絶対おすすめ。
というのも、4年生の夏休みの宿題で、日本の都道府県を覚えるという課題が出ます!
夏休みの後に試験があって、かなり苦戦していました。
ひたすら書いて覚えさせることしかできませんでしたが、「地図パズル」があれば楽しんで覚えられたかも。
スマホのアプリを利用してもいいけど、広告が邪魔!シンプルなパズルがおすすめです。
他にもノンストップでは、歴史はマンガで覚える、九九は歌で覚える、などの方法が紹介されていました。
「日本の歴史」や「世界の歴史」など、本格的に歴史の勉強が始まる前から読ませておきたいですね。
かさばるので電子書籍を利用してもいいかも。
漢字の学習法では、辞書の熟語を「自分の好きなマンガのセリフにあてはめて覚える」という方法が取り上げられていました。
進撃の巨人の「駆逐してやる」など笑
難しい熟語でも、実際に自分の好きなキャラクターが喋っていたら覚えやすいですよね。
日本語学習の支援でも用いられる方法のようです↓
そういえばつい最近子供の日本語学習支援での成功例として漫画を使った授業を紹介してもらいました。シェアします。
その児童が好きな漫画の数ページの吹き出しを空白にして渡し、人物、物語など設定を考え、セリフを考える。その際、漢字を使いたい!と児童自ら辞書の使い方を訪ねてきたそうです。— kei (@kei_nihongo) January 10, 2019
勉強習慣とテストについて
杉政ママさんは、18:00~19:00までの間を勉強時間と決めていたそうです。
リビングで、自分は食事の支度をしながらの勉強タイムです。
遊びながら学ぶことも大切だけど、「集中して勉強する」時間もきっちり取ることが重要だそう。
小さいうちから、机にむかって勉強の習慣をつけるのはすごく大切ですね。
中学校で本格的なテスト勉強が始まる前に、見に付けておきたい習慣です。
さらに、テストを持ち帰ったら、どんなに悪い点数でも
「見せてくれてありがとう」
といって褒めるんだとか(!)
こういう発想はなかったので驚き。
点数ではなく、テストを見せたこと自体を褒めてあげるんですって。
そしてテストの持ち帰りがあった日は、夕食後に間違えた個所の見直しも行います。
間違えた問題と同じような問題を出題して、次は間違えないようするそうです。
手間もかけてますよね、やっぱり。
おわりに
杉政ママのように、遊びの中に勉強の要素を取り入れて、さりげなく学習につなげていくというのはストレスの少ない勉強法ですね。
大事なのは、「これで勉強させよう」という裏の意図が子供にバレないようにすることだそうです。
「勉強させられてる!?」って気付いた瞬間、子どもって逃げ腰になりますよね。
小学生の子どもの家庭学習で大切な点は、
- 興味を持たせて学習意欲につなげる
- 集中して勉強する習慣
- 間違えっぱなしにしない
子どもの学力は、親の工夫と努力でなんとかなる面もあるのかもしれません。