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レジ袋有料化!?無料で提供できるバイオマス素材の袋を使っているお店

レジ袋 TOPIC

2020年7月1日、コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどのレジ袋が有料化されましたね。

これまではスーパーの1部で有料、お店によっては無料だったのですが・・

今後は法律で有料にすることが義務付けられました。

1枚3円~10円ほどのレジ袋、節約するために「エコバッグ」を持ち歩いた方がいいの?

それとも毎回買う?

この有料になった「レジ袋」、今後どうすればいいのか考えてみました。

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レジ袋有料化とは

レジ袋有料化の主旨は、

『身近なレジ袋を有料化し、プラスチックごみの削減に向けた意識改革を促す。』

つまり、プラスチックごみを増やさないように意識するきっかけにしよう!ということみたい。

有料になる「レジ袋」は、「持ち手がついたプラスチック製の袋」を全て含みます。

小売業など「物」を売るお店は全てこの「有料化」の対象。

値段は1円~。(お店が任意で設定)

法令なので「有料化」をしない店舗に対しては「容器包装リサイクル法46条2の規定」にもとづいて罰則もあります。

経済産業省ガイドライン

ただし「買った物」を入れる袋に限定されるので、クリーニング店で服を引き取った袋などは、「有料化」の対象外。

スーパーに置いてある、生鮮食品を入れる小さなポリ袋も無料。

ラッピング用の袋や、紙の袋も対象外。

ただし、お店によってはラッピング袋や紙袋はもともと有料ですよね。

持ち帰り用のプラスチック袋でも対象外となるもの

持ち帰り用の「取っ手がついたプラスチック袋」でも

  • 厚さ0,05ミリ(50μm)以上の「繰り返し使えるタイプ」の袋(繰り返し利用する旨の記載が必要)
  • バイオマス素材の配合率が25パーセント以上の袋
  • 海洋生分解性素材の配合率が100%の袋

など、環境に配慮された袋は「有料化」の対象外

つまり、これまでと同じに無料で配っていいんです。

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無料で提供できるバイオマス素材って何?

バイオマス素材、つまり「バイオマス プラスチック」でできた袋は今回の「有料化」の対象外。

バイオマスプラスチックは、石油ではなく植物資源から作られているので、再生可能なため環境に優しいとされています。

ただし、石油を原料とする一般的なプラスチック製品よりもお値段が高め

なので、バイオマス袋は「バイオマス」の割合を低くして、原価を安くおさえています。

例えば福助工業では、バイオマスプラスチックの割合を30パーセントで生産した、安価な「バイオレフィン30S」という素材でプラスチック袋を生産しています。

福助工業株式会社

バイオマスプラスチックの割合が25パーセント以上なら、有料化の対象外なので無料で配ることもできますね。

ただしこの「有料化対象外」とされる袋の「バイオマス素材の含有率」は、今後引き上げられることもあるかも。

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各社の対応

レジ袋は店舗によって値段が違います。

レジで接客する店員さんは「袋の有無」や「サイズ」も確認したりと、ひと手間増えてしまいますね

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バイオマス袋を無償提供してくれるお店

エコバッグなど、くりかえし同じ袋を使用すると不衛生という話もあります

特に食品を入れて肉汁などがついた袋は雑菌が繁殖しやすいですよね。

毎回使うたびに拭いて消毒したり、洗ったりすれば問題ないのでしょうけど・・

テイクアウトのお店は特にこの点には敏感なので、バイオマス素材の袋を無償提供する店が多くあります。

レジ袋を無償提供してくれるスーパーもあります。

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まとめ

環境のためにプラスチックを無駄使いしないように、というのはわかるけど・・

ゴミの処理とかに便利なんですよね、レジ袋。

買い物の度にレジで購入すると、1回5円×週に4回でだいたい一か月100円ほど。

環境と節約のためにエコバッグを使うか、利便性ためにレジ袋を買うか・・

とりあえず、無償提供してもらえる貴重なバイオマス袋を大事に使いたいと思います。

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