バーベキューの時に物置に入れっぱなしの古い炭を持って行ったら、なかなか火が着かなくて・・
白い煙がモウモウと上がった状態が延々と続きました。
炭って1箱で何キロも入っているので、使い切るのは難しいですよね。
数年間保管するパターンも多いと思うのですが、湿気ってしまうとなると買い替えなければいけないのでしょうか?
そこで、
- 古い炭って湿気ると使えないの?
- 古い炭を復活する方法は?
について調べてみました
湿気た古い炭を燃やすとどうなる?
こんな具合に、パチパチという音とともに白い煙が上がっていました。
煙の割には、炭に火が全くついていません。
もっとヒドイ場合は「パンッ」と炭が弾けたりするそうです。
なんでも、炭の中に入った水分が急に熱せられて膨張して破裂する現象らしい。
これは危ないですね・・
湿気た古い炭を復活させるには
「水分を乾燥させる」ということです
晴れて、空気が乾いた日に、シートや新聞紙の上に炭を広げて天日干しをします。
短時間ではなかなか乾燥しずらいので、ある程度の時間をかけて干す必要があります。
干す時間がない時には、火起こし用に新しい炭を持って行き、火が着いた後の追加用に使うという手もあります。
この場合は、古い炭をいきなり真ん中に放り入れないで、端っこの方に置いておき、少しずつ熱するようにしましょう。
あまり大きな塊の炭ではなく、小さめの炭を足していく方が破裂しにくいです。
バーベキュー場についたら、シートに広げて少しでも乾燥させてから使った方が安心ですね。
炭の消費期限ってどのくらい?
炭には消費期限がありません。
湿気っていなければ、何十年でも使えるそうですよ。
ただ、炭って水分や臭いを吸収しやすいのです。
なので、保管方法によっては炭はすぐに湿気ってしまいます。
しばらく使っていない炭があったら、天日干しをしてしっかりビニールに入れて保管するようにしておきましょう。
買ってきたばかりの炭も、モノによっては多少湿気ているかもしれません。
軽く干してから使うと、火の付きが良いようです。
せっかく買った炭なので、しっかり干して再生してあげましょう。
使いかけの炭もモッタイナイ
バーベキューに行って、そろそろ帰る時間になってもまだ炭に火が残っていることってありますよね。
水をかけて消化しまうと、水蒸気が上がって思わぬ火傷の原因にも。
ジュワーッと消えたかと思いきや、炭の芯に火が残っていたりすることもあります。
水を大量に含んだ炭は、乾かすのも大変なのでそのまま捨ててしまいますよね。
そんな時に、「火消し壷」があれば水をかけないで消火できます。
使いかけの炭って「消し炭」といって着火しやすいので、次のバーベキューの時に便利に使えますよ。
こんな感じに、半分くらい白くなった炭が使いやすいみたい。
火消し壷を使う際には、完全に火が消えるまで1時間くらいかかります。
なので、帰りの時間など逆算して火消しをする必要があります。
また、入れたあとの「壷」は当然高温になるので、お子さんなどが触らないよう気を付けましょう。
まとめ
炭、捨ててませんか?
乾燥させればずっと使えるので、古い炭があったら天日に干しましょう。
干し方は、シートなどをしいて地面からの湿気を吸わないようにすること。
そしてどうやら、直射日光ではない方がいいみたいです。
火消し壷はあると便利なので、バーベキュー好きならコンロとセットで買っておきましょう!
火起こしも「消し炭」ならスムーズです。火が手早く起こせるとなんかカッコいいですよね。