大和市には、綾瀬市とまたがって米軍の厚木基地があります。
これが、昔は騒音がかなり酷くて。
電話中に飛行機が飛ぶと、黙って飛行機が行くのをやりすごすのが大和市民のお約束(笑
ただ、最近は離着陸訓練はほとんど硫黄島で行われているので、ジェット機の騒音はそれほど酷くはありません。
そんな厚木基地の生活への影響の現状についてお伝えします。
厚木基地|騒音の現状と危険について
最近はほとんどジェット機がやってこなくなった厚木基地です。
以前は、横須賀港に空母が入ってくるタイミングで戦闘機が離着陸の訓練をするのでとんでもなく煩かったのです。
今は訓練のほとんどが硫黄島で行われるので普段はほとんど飛行機の音を聞きません。
たまにエンジンをふかす音がゴーーっとひびきますが・・
厚木基地は飛行機だけではなく、ヘリコプターも飛びます。
最近はジェット機が少ないせいか、ヘリの音が煩いと思う事が多いです。
あのオスプレイも数回、厚木基地に飛来したようです。
※飛来情報は神奈川県公式ウェブサイトに記載されています。
基地の影響は騒音だけではありません。
部品の落下事故も数回起きています。
厚木基地脇の道路にドアが落ちたそうで・・ドアって部品なのか?
基地の北側に位置する東名高速道路の大和トンネルも、高速道路が厚木基地の影響(物の落下や接触事故)を受けないように作られたといいますしね。
ただ先述のとおり、飛行機の飛ぶ回数もかなり減っているので・・
現状心配するほどではないと思いたいです。
厚木基地の騒音|特にヒドイ場所は・・?
上記の写真は厚木基地横にある、ゆとりの森で撮影しました。
飛行機が写ってますね。(戦闘機でなく自衛隊の練習機)
先述のとおり飛行訓練はほぼ厚木基地では行われていませんが、まれに行われることもあります。
最近では平成29年に何故か厚木基地で着陸訓練が行われました。
飛行機が飛ぶ際に、いちばんヒドい騒音なのが基地に近いエリアの飛行ルートの真下になります。
飛行機は南側から飛んで来て、北(相模原方面)に向かって飛んでいきます。
なので、厚木基地から泉の森方面に向かって、西鶴間から中央林間当たりまで、小田急線の西側エリアはかなりの爆音で、思わず耳をふさぐほど。
他のエリアはここまでは酷くはありません。
厚木基地|騒音被害以外の側面も
長く騒音の被害に悩まされた厚木基地周辺の方も多いと思います。訓練が減って本当になにより。
ただ、基地があることは100パーセントマイナスなことばかりではないんですよね。
助成金で住宅の防音工事が無償で受けられたり、NHK受信料の助成などを受けることができる地域もあります。
毎年春には、厚木基地の中に入ることができる「日米親善祭り」も行われて大盛況。
米軍によるこんな活動も行われています。
毎月第二木曜日に行われている大和駅清掃活動に、今月もNAF厚木から海軍兵が参加させていただきました。 pic.twitter.com/pxCkq9z2S7
— 在日米海軍厚木航空施設 渉外部 (@hnro_atsugi) 2019年6月13日
ちなみに、大和市の市街地で米軍関係の外国人らしき人を見かけることはあまりないです。
まとめ
離着陸訓練がほぼなくなった現状、それほど基地に対して悪い感情はないです。
ただ、何かあった場合には訓練が活性化することも考えられます。
現にアメリカの同時多発テロの直後は、離着陸訓練がかなり頻繁に行われました。
基地のそばで暮らす市民としては、何も起こらないことを祈るのみですね・・