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横浜水道みち(すいどうみち)と桜の散歩道【大和市】

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「横浜水道」(よこはますいどう)は、相模川上流の水を横浜まで引いた、日本で最初の近代水道です。

それまでは、木製の樋で水を引いていたんです。

 

地下に水道管を埋める大掛かりな工事は、英国人の技師ヘンリー.S.パーマー氏に設計を依頼して着工、明治20年に完成。

工事の際、水道を埋没する用地の上に、工事資材を運ぶトロッコが走るレールを敷いたんですね。

 

そのトロッコの道が、今では「水道みち」と呼ばれています。

 

水道みちは、現在もほぼ残っていて、一部は遊歩道として地域の人に親しまれています。

 

神奈川県には「横浜水道みち」の他にも「横須賀水道みち」があります。
横須賀水道みちは、海老名から藤沢市→鎌倉市を抜けていて別のルートです。

 

今回は、大和市を走る横浜水道みちと整備された遊歩道「さくらの散歩道」へのアクセス・歩き方など調べてみました。

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横浜水道みち|出発点から大和市まで

このようなまっすぐの通路が、相模川上流の津久井湖から横浜にむかって伸びています。

 

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津久井湖を出発した水道みちは、

相模原市の女子美術大学相模原キャンパス横を通過、麻溝公園の中を通りぬけていきます。

麻溝公園_水道みち

 

麻溝公園を抜けた水道道は、空き地を抜けて市街地へと続きます。

相模原市_すいどうみち

 

途中、相模原市の米軍住宅の敷地があり、中には入ることができないので迂回しましょう。

 

ぐるっと回って、相模原市南区南台3丁目の踏切(小田急小田原線)手前から再び道をたどることができます。

さらに進むと、小田急江ノ島線の線路が。

線路わきの相模原水道遊園には、横浜水道局に整備された『水道みち トロッコの歴史』という案内版があります。

水道みちに沿ってこの看板があるので、歩く時の目印にもなりますよ。

 

そのまま線路を超えて横浜方面へ進みたところですが、踏切りはありません。

近くの踏切へ迂回して、すいどう道に戻ります。

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大和市を通る水道みち|さくらの遊歩道

線路を超えて水道みちへ戻りしばらく歩くと、相模原市から大和市へ。

 

大和市を通りぬける水道みち約1.7キロは、桜の散歩道として整備されています。

山桜にしだれ桜、ソメイヨシノ、ウコンザクラ、八重桜と開花時期の違う様々な桜が植えられていて、早春から4月下旬まで桜を楽しむことができます。

 

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途中、相模原から伸びている緑道緑地と水道みちが交差している場所があります。

緑道緑地は「大和歩行者専用道」として南林間方面へと向かって行くので、水道みちをたどる時には間違えないように。

 

つきみ野7丁目のあたりから、さくらの散歩道は「さえずりの小径」「ふれあいの小径」「いこいの小径」と3つのエリアに分かれています。

 

遊歩道の一部は公園になっていて、公園の脇には水道管(導水管)の一部が露出している部分も。

 

日陰も多く歩きやすい遊歩道ですが、お店などはないので、飲み物も持参するのがおすすめです。

 

つきみ野を通り抜け国道16号線を横切り、田園都市線の高架下をくぐると、境川に渡された水道管を見ることができます。

鶴間公園の中をぬけて横浜へ

境川を渡ると鶴間公園の中に水道みちは続きます。

現在は工事中で閉鎖しているので、中には入れません。

※鶴間公園は、2019年秋に南町田グランパークとして、ショッピングと公園の複合施設として再オープンする予定。

横浜を抜ける水道道

横浜市の水道みちは大和市ほど整備されてはいませんが、大部分はたどることができます。

SNSでもいくつか水道みちの写真がシェアされていました。

 

野毛の浄水場まであと少しの地点、保土ヶ谷区川島町の水道みち。

このような自然の勾配を利用して送水していたそう。

 

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水道みちの終着点、野毛山配水池

 

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まとめ|水道みちの出発点

津久井湖の北部にある沼本ダムの下あたりが当時の取水口だったようですが、現在は立ち入りができない区域。

津久井湖の真ん中あたり、津久井観光というボート乗り場の近くに、最初の看板があるので、便宜上そこを出発点としているのでしょう。

工程は全44キロ。

相模原市から横浜まで、何日かに分けて歩いて制覇する方もいらっしゃるようです。

 

水道管の上を走るすいどう道、ぱっと見は地味な通路なんだけど・・

不思議な魅力があるんですね。

 

歴史的にも価値ある遺構なので、機会があれば散策してみるのもおススメです。

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